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シャッター通りに集う人たち、砂山銀座サザンクロス商店街
「もう一度あのにぎわいを取り戻したい」
-まるい園茶舗 鈴木勝彦さん-
サザンクロス商店街は昭和初期には呉服店や用品店などを中心に多くの人でにぎわっていたと聞いています。浜松市南部の人たちにとって、買い物といえば砂山銀座という存在でした。1979年に東海道本線が高架化したことで人通りが少なくなり最盛期には30店舗ほどありましたが、今は11店舗になりました。
昭和43年アーケード完成時のサザンクロス商店街
- 継続が力に -
ここ数年はお客さんだけでなく出店者も減少傾向でした。もう止めたらと言う人もいましたが、いろんな方からご紹介いただき、個性豊かな出店者さん、学生さんも出店してくれるようになりました。がんばって継続してきたからこそ、定例イベントとして広く知られるようになったと思います。
うれしいことに、「ここでお店をしたい」という声もいただいています。でも、お店は廃業しているものの、住居として使っているため、簡単に貸せないというジレンマがあります。
また、業種によってはイベントの集客が店舗の売上げにつながらないこともあり、複雑な思いのお店があるのも事実です。
イベントを通じて、商店街のあり方、店舗どうしの関わり方を考えるきっかけになってくれればと思います。
-今の課題:商店街の抱えるジレンマ-
サザンクロス朝市の様子
-今後の展望-
もう一度あのにぎわいを取り戻したいですし、1軒でもシャッターを開けたいですね。
僕が子どもの頃はにぎやかな商店街であり、遊びの場でもあり、たくさんの人が集う場所でした。他力本願かもしれませんが、イベントを開催し、誘致して、にぎわいをつくっていきたいですね。
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