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執筆者の写真道子 石井

​出店者さんインタビュー vol.1

「本気唐辛子たくみ」さん


アイルランドの国の色ケリーグリーンのオーバーオールをまとった緑のおじさん、それが「本気唐辛子たくみ」さんだ。浜松市出身の御歳77歳【え~見えない!超びっくりです】

ティンホイッスル(アイルランドのブリキの笛)を始めて15年。息子さんの結婚式に隠し芸で映画タイタニックの「My heart will go on」を吹こうと思ったのがきっかけだった。楽しみに練習を重ね、いざ本番という時に、タイタニックは沈没するからダメ!と実現せず。腹いせに道端路上コンサートを始めたそうだ。【ポジティブですね】それがとても楽しくて、二胡、バイオリンと次々に新しい楽器に挑戦し、レパートリーを増やして人気者になっていった。

唐辛子との出会いはというと…既に5歳の時には唐辛子が大好きだったというたくみさん。ぬか漬けにかける唐辛子がなくて自分で買いに行った覚えもあるとか。「人生に欠かすことのできない香辛料」として唐辛子を作ること26年。種を蒔き、無農薬で育て、収穫、加工、包装、販売までオリジナルだ。出来上がった薫り高き唐辛子は、これでないとダメだ!と探し求めるリピーターを増やした。実際、粉唐辛子は、一振りかけるだけで、濃い薫りがする。練り辛子は甘辛く温かいご飯のお伴にも絶品の定評だ。京都の唐辛子にも負けないと言われたとか。

ご本人曰く「生産から販売+音楽という芸術つきで第9次産業だ」【9次?!3次産業までしかわからず、スミマセン】


唐辛子の屋台の前で心地よい楽器の音が響く…「才能もないし、上手くもない。ただ一生懸命、心を込めて、上手い下手ではない評価の世界を伝えたい」【今の時代に必須ですね】「上手くなったらやるではない、今日やりなさい、下手にライバルはいないから」【なるほど!】というたくみさんに、自分の好きなこと、やりたいことを真っすぐにやればいいんだよ、という優しく力強いパワーをもらった。

文責 石井道子【 】は私の合いの手です!

​   2020年11月

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